6/17 ドル円の環境認識,トレード戦略

本日のドル円の環境認識とトレード戦略です。

昨日の深夜から今朝にかけて、要人発言などにより上昇してきました。上昇要因としては本日行われる日銀会合で円安が期待されることもあると考えています。(ファンダメンタルズは割とテキトーに考えているので、参考にならないかもですが。。。)

そうなってくるとファンダメンタルズ的な上昇要因は「織り込み済み」と相場が捉え、日銀会合後に下降する可能性も考えられます。テクニカル的には下降要因が強いと考えているので、個人的にはこの動きが一番きれいにレートが動きそうな感じがしています。

では、テクニカル的に本日のチャートを見ていきますね。

まずは4時間足(普段は日足から見ています)。4時間足では紫色のトレンドラインが意識されています。下には青いサポートラインもあり、三角保ち合い(正確にはディセンディングトライアングル)の中で動いています。紫色のトレンドラインは元々は日足チャートで引いたものであり、ここで強く反発することは優位性のある根拠といえると思います。

注意しないといけないのは、トレンドラインは反発する可能性はかなり高いのですが、下限、今回なら青い水平線まで下げるとは限らないことに注意しましょう。ファンダメンタルズ的な要因で上昇圧力が強い場合は一瞬反発はしても再度トレンドラインに挑戦することも十分に考えられるので、そこに配慮しながらのトレードになります。

次に1時間足チャートです。下のチャートのようにエリオット波動をカウントすると現在上昇3波中です。N値計算すると1波と3波は同じ値幅だけ上昇しますが、このラインと前回高値、そして先ほど述べた日足の下降トレンドラインが重なります。したがって、テクニカル的にはキリ番の145.500あたりから下降してくると考えるのが妥当であり、日銀会合後、三尊などの上昇⇒下降の反転サインが見られればエントリーしたいですね。

ここまでは下目線で話を進めてきましたが、日銀会合の影響でトレンドラインを突き破ってくる可能性も十分にあり得ます。一気にトレンドラインを破ってきた場合はエントリーは控えましょう。スキャルピングならまだしも、基本的にどこまで伸びるかわからない状態でのブレイク手法はリスクリワードの観点からお勧めしません。

トレンドラインを抜けるパターンとしてはもう1つありまして、145.500付近でもみ合ってからの上昇です。日銀会合の前の時点で強めの上昇の形を作っているので、ここから日足のトレンドラインという強い抵抗を突破するに「燃料」が必要になります。強いトレンドの最中ではレンジで「燃料」の蓄えに入ることが多いので、上に抜けるからこのパターンだと考えています。この場合でも、トレンドラインなどの重要ラインへのリターンを待ってからエントリーしましょう。

以上が本日の環境認識になります。私はこのように普段は、朝に環境認識を済ませ、仕事の合間に1分足のスキャルピングをしながら、タイミングが合えば5分足、15分足のチャートパターンでエントリーをしています。このブログをご覧くださった方の参考になりましたら幸いです。では今日も一日頑張りましょう!

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